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創作の途上、「厄介なもの」が次から次へとやってくる。
コンセプトはいいが機能の整合性がない、形態はいい
が素材の納まりが悪い、意匠はいいが構造への配慮が
足りない……、といったような「厄介なもの」。プロ
ジェクトの途上、こういう逆風が吹いてきたときこそ、
君は落胆するのでなく、是非とも「いいモノをもらっ
た!」と喜ぶべきだ。創作の順風を遮るような「厄介
なもの」を友とすることができると、君の作品の質は
見違えるほど深くなっていることに気づく筈だ。「厄
介なもの」の中にこそ、君だけの創作になる種が潜ん
でいる。

厄介なもの

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