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子供というものは、純粋に色そのものが好きだ。緑は イタリアンカラーだから、紫は高貴な色だから、など という理由を手にしていないのだから、純粋に色その ものが好きなのだ。にもかかわらず、そのうち、「色」 に付着した社会的な意味付けなんかを含めて、「色」 を好きになるようになってしまう。僕達は、もう一度 純粋に「色」や「素材」や「空間構成」そのものを、 裸で好きになってみることだ。