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“私と世界” を互いに捻り「一」にする

これができるようになると

 

“私が建築を創る”

でありながら

「私(作家)が原因・建築は結果」

と思わなくなってくる

両者は五分で捻られるようになると

「私が建築を創る」

「建築が私を創る」

となり

終いには

「建築が建築を創る」

に至る

実際に

模型の方から勝手に模型を造って行く

そんな状況を前にすると

 

私と建築の対称性というリアルを知る

スケッチブックや模型を前にして

「私が造るんだ」

と気張り過ぎぬが肝要 

建築が建築を創る

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