下手くそ・不器用、おおいに結構。
言い訳できぬ己の実直さ、
そこにとことん素直になればいい。
何をやっても裏目に出る、
その失敗の言い訳すら思いつかぬ実直が沈思している間、
他方で器用者は最短距離を稼ぐことに躍起になっている。
でも、
「世界を比較的上手に見られる」と勘違いしている器用者
には到達できない高みが、
不器用者には特別に用意されている
そのことを忘れてはいけない。
下手くそでもぶっきらぼうでもよい。
自分から出てきた愚直と、
とことん格闘してみれば
世界など意外と簡単に開けるものなんだ。