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そもそも「親父」というものは不合理でいい。
それを子供に理解されようとして、
説明しようとして、
正解な「親父」になろうとして、
未成熟な世間に迎合しようとして、
その結果
子供と隔たりを置くようになってしまう……
子供とはある意味、
不合理な親父の背中を見て育つものなのだ。
何事にもいちいち根拠を問いたがる今の子供達、
答を教えられなければ理解しないという
甘えた性分。
すがるな甘えるな。
「親父」が己の誠に照らし
「俺がダメというんだからダメなんだ」
と、
何故一刀両断に終わらせることができない……
行く道照らされたら、
子供はその道以外見えなくなってしまうではないか……
「親父」は遙か先だけを照らせばいいんだ。
親父
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