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夢窓疎石の有名な書
「別に工夫なし」
疎石にとって 作庭は仕事でも趣味でもなく
生きることそのもの(=修業)であった。
建築家の多くは、
“建築だけ” 例えば、
デザイン論や構造環境解析や材料/施工などの分野を
専門的に(それだけ別に)工夫しようとする。
そうではなくて、
建築とは生きることすべてという眼差しで
工夫されなければならないということ。
だから建築は、
デザインや技術や知識だけ、
そこだけに別に工夫がある訳ではない。
すべてが網の目状に関係し合っている世界
それが建築道だ。
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