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「本物の知性」ってなんだろう

頭は“ 切れる” より“ 強い”

分析より類推

定義よりありのまま

分けるより混ぜる

独りじめより手放す

そんなものに近いことだろう

 

すると“世界の向こう側”が

次第に見えてくるようになる

 

時間の向こう側、空間の向こう側

イメージの向こう側、そして言葉の向こう側

 

こういう叡智だけが

己の中に己以外のものを

住まわせることができる

「頭」ばかりを重宝せず「腹」を信頼すべし

ちなみに

「本物の知性」とは

往々にしてその人の言葉に現われる

 

どれだけ計算や分析ができても

言葉が貧しい者は

人間としての品性に欠けるものだ

本物の知性

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