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最近、

子供にも子供としての人格を認めようという

進歩的な考えがある。

 

誠に結構なことだ。

 

ただし、真の意味での子供の「個性」とは、

ある時期まで親が子を

理不尽なまでに自分の所有であると思いきること

 

このことをカビ臭いと否定しないこと

そんな構えが今、

完全に忘れられてしまっている。

本物の「個性」とは、

束縛の何たるかを知ってはじめて

口に出すことができる。

行き過ぎた平等主義は事を間違える。

個性

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