top of page

本来、師というものは、

己を鍛錬し続けてきたそのことで、

周囲が自然と沿い慕うようになったところの

ひとつの全人的な人格であった。

 

それは学校のお勉強をして

国家免許を経れば誰でも取得できてしまう

「職業教師」

とはそもそもの格が違う。

 

建築家も同様だ。

知識や技術だけを手にしただけで

建築家などと呼ばれる

浮かれ調子を恥じなければならない。

 

​無論、これ以上ない自戒を込めて言うのだが。

だからこそ僕は

「建築道」

と言うのだ。

職業教師

bottom of page