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中国宋代の僧

青原惟信の言う “悟りの三段階”

 

初段は 「山は山である」

中段は 「山は山でない」

そして

上段は 「依然として 山は山である」

 

これは、

人間の成長の三段階でもある。

 

初段は無修練の「弱」の段、

ここから修練を経て中段の「強」を経て、

その後

ごく僅かな者だけが上段の「強/弱の見切り」、

すなわち「弱=最強」の段へ至る。

ちなみによくある勘違いは、

初段の「弱」と上段(弱=最強)の『弱』

を混同してしまうことだ。

東洋の二重否定( “強くない“ ことはない)は

絶対肯定(とても強い)を意味する。

山は山である

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